注意事項
*こちらの記事は過去のデータを基に書かれています。最新の価格などは公式サイトをご覧ください。
CoolQoo(クールクー)ってなんか出木すぎ。なにか隠れたデメリットがあるんじゃないの?
宅配型のウォーターサーバーと見比べてみるとこんな感想を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここではそんなクールクーのデメリットについて紹介しますので、皆さまのウォーターサーバー選びのヒントにお役立ていただけましたら幸いです。
クールクーの5つデメリット
家庭用ウォーターサーバーが普及し始めた2008年くらいのサーバーは電気代が月に1,000円程度かかるのが普通でしたが、このコストがネックとなって二の足を踏むという方が多くいました。
そこで各社ともにエコサーバーを開発し、フレシャスやアクアクララといった大手が扱う最新型のウォーターサーバーは電気代が300〜500円程度と非常に安くなっています。
これに対して、クールクーのウォーターサーバーの月当たりの電気代は突きに800円程度となっています。
年トータルでみると水道直結型のウォーターサーバーの方が安いのは当然ですが、電気代というポイントだけで見た場合はデメリットと言えるかもしれません。
宅配型のウォーターサーバー・・・月に3〜500円程度の電気代を考慮しましょう。(エコサーバーの場合)
クールクー・・・月に800円程度の電気代を考慮しましょう。
クールクーの「ボトル型ウォーターサーバーからの乗り換えキャンペーン」を利用しなければ、サーバー設置の工事代金として18,800円がかかります。 【追記】現在は月額1か月分に設置費用が変更になりました。
これを12か月で割ると、1か月あたり1,500円という計算になります。
持ち家などで引越しの予定がない人の場合は、月々の料金が安いのでこれでもまぁまぁ良いかなと思います。
しかし、契約期間の3年の間に引越しを予定している人であれば、思わぬ出費となるでしょう。
従来のボトル型ウォーターサーバーなら引っ越しの際に設置代がかかることは有りません。
クールクーは契約が終わる前に解約すると「早期解約手数料の20,000円」+「撤去費用18,800円」がかかります。
これも引越しを予定している人は知っておきたい情報ですね。
解約手数料についてはボトル型ウォーターサーバーでもあまり変わらない水準ですので、クールクー固有のデメリットではありません。
震災の時に大きく注目されたのが、ボトル型ウォーターサーバーが水の備蓄になったという体験談です。
停電の際は保温・保冷の機能は使えませんが、ボトルの口をこじ開ければ清潔な水の備蓄となります。
クールクーは家庭の水道水を利用するので断水時には使えなくなります。
「捨て水」ってなにという方が大半だと思いますが、ROフィルターは純水を生成するときに、真水と塩素などを含んだ水とに分けて、塩素を含んだ水を排水します。
その排水量は1リットルに対して、3〜4Lになるので思ったよりもほんの少し水道代が上がるデメリットが有ります。
しかし、水道代は1Lあたり0.2円程度(全国平均)ですので、クールクーの水を100L使ったとしても水道代は20円ほどしか上がりませんのであまり気にする必要はないかもしれませんね。
排水もパイプで自動ですので手間はかかりません。
デメリットまとめ
いかがでしょうか。個人的な意見になりますがクールクーのデメリットで目立ったところは、サーバー設置代金と備蓄の問題といったところだと思います。
特に設置代金については引越しの予定がある人は良く考えてみる必要は有りそうです。
水の備蓄もしたいという人についてですが、クールクーを選ぶのであれば押し入れにペットボトルの水を何本かしまい込んでおく必要があります。
政府の発表では水の備蓄は3日分程度を推奨していますので、1人当たり5L程もあればまぁまぁどうにかなるのかなと思います。
初期のサーバー設置代金が気になるのであれば、同じく水道直結型のウォーターサーバー「楽水ウォーターサーバー」がおすすめです。
楽水ウォーターサーバーは初期費用を抑えたプラン(月額制)もある上に、クールクーよりも月額コストが安くあがります。
当ブログでは26業者の水道直結定額制ウォーターサーバーについて比較していますので、水道直結型で比較したい方は一度チェックしてみてください。